先月、久々に、友人と能登半島を一周するドライブ旅行に出かけてきました。能登半島はこれまで行ったことがなく、友人とお喋りしながらの楽しい旅をしてまいりましたので、紹介します。
氷見ブリ!
朝6時過ぎの上野駅。友人と待ち合わせをして北陸新幹線で新高岡までひとっ飛び。新幹線は速い。かつて寝台特急北陸で一晩かけて移動していた頃が懐かしい。新高岡でレンタカーに乗り込み、ブリをいつも調達している、氷見番屋を目指しました。もちろん目的は「氷見ブリ」です。今年のブリは脂がのっているとのことで、両親に発送するようお願いしました。

氷見のぶりは嘘つかない
近くの魚市場食堂で朝ごはんをいただくことにしました。もちろん、氷見ブリ丼を注文!。しばらく待っていると、丼から溢れんばかりに盛られた氷見ブリの迫力に圧倒されました。ツミレ汁と合わせて朝から贅沢な能登の幸に舌鼓を撃ちまくりです。普通、この手の海鮮丼では、ご飯よりも刺し身が先になくなるものですが、この時は、ご飯が先になくなりました。ブリの脂はクセがなく、無限に食べられる感じでした。


砂浜を走る
氷見を後にして、県道を西に走り、千里浜ドライブウェイを走りました。車で走ることができる、約8kmほどの距離の遠浅の砂浜です。固く締まった砂浜のようで、波打ち際を走る機会はそうそうないため、 普段の道路とは違うドライビングフィーリングを存分に楽しめました。海風も心地よい一時でした。

この日の夜も海の幸
能登半島の西側を海岸沿いに走り続け、夕刻に輪島市街に入りました。途中、漆美術館に立ち寄り、輪島塗の漆器がいくつものステップを経て創られていることを目の当たりにし、その繊細さに感動しました。1Fの販売コーナーで、珠洲の椿油を購入し、日没の頃に宿に入りました。
荷物を置いてから、宿主から教わったオススメの食事処で、またまた海鮮丼を大いに堪能。ワサビ醤油を垂らして口の中に広がる新鮮な海の幸に涙が出る状態でした。たまらないです。

食後、千枚田のライトアップを見に行こうか、と話していたのですが、お腹が満たされて輪島駅跡に行こうということになりました。
輪島駅は残っていた
かつてののと鉄道の終着駅だった輪島駅は2001年4月に廃止され、以降、道の駅として整備が進められたようです。その一角に、かつての駅が一部保存されているのに驚きました。人感センサーで点滅しだす踏切に迎えられ、ホームを上がると当時の駅票などが残されていました。

(2019年2月10日 記)