フォトトランジスタを鉄道模型に組み込む

歌う電車プロジェクト

  鉄道模型にマイコンを組み込み、プログラムにより名鉄パノラマカーのミュージックホーンを歌わせたいと考えています。具体的には、レール側から赤外線を発生させ、それを車両側で検知し、これをトリガにして歌い始めるようにしたいと考えています。 これまでに、「赤外線LEDをNゲージレールに組み込み」の記事で、 赤外線LEDをレールに組み込んだ内容について書きました。

 この記事では、赤外線を検出するためのフォトトランジスタを車両に組み込んだ内容について書きます。赤外線(波長=940nm)に対して最も感度が高い直径3mmΦのフォトトランジスタを選びました(型番: L-31ROPT1C)。初めての実験なので、中古ショップで400円程度で売られていたサロ152を分解し、床下部分のパーツを使って組み込みます。

穴あけ加工

鉄道模型の床下機器に穴あけ
丁度よい床下機器に穴あけ

 テーブルドリル( プロクソン No. 28128 )で直径3mmの穴を開けました(小さい4つの穴は使いません)。そこに、フォトトランジスタをあてがいます。

穴あき部の拡大画像
穴空き部の拡大画像(中央の1個を使います)

 床下機器の底面からフォトトランジスタを出しすぎるとレール側に設置した赤外線LEDと接触することが想定されるので、出っぱりは1mm程度とし、エポキシ樹脂で固定化しました。

フォトトランジスタを固定できました
フォトトランジスタを固定できました

 次の記事では、レール側の赤外線LEDと、今回固定化したフォトトランジスタとを近接させた時の反応具合について書こうと思います。
(2019年2月21日 記)

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