赤外線LEDをNゲージレールに組み込み

 前回、チップ型赤外線LEDにリード線をはんだ付けの記事で、パーツとして使える状態にするところまでお話しました。この記事では、実際にNゲージのレールに組み込んだ内容について書きます。

 Nゲージ用のレールにテーブルドリルで穴あけをし、赤外線LEDのリード線をレールの背面に取り回せるようにしました。まぁまぁ、良い感じです。

電源OFF時の赤外線LED
なんとか収まりました

 レール背面には、電流制限用の抵抗(100Ω)を接合し、リード線をレールの外側に引き回しました。リード線や抵抗はエポキシ樹脂で固定化しました。

裏面
裏面

 次に埋め込んだ赤外線LEDがレール面高に収まっているかを観察しました(下の画像)。赤外線LEDがレール面高よりも高いと、模型とぶつかってしまい車両が脱線してしまいます。デジカメの焦点深度が浅く分かりにくいですが、赤外線LEDは、レール面高とほぼ同じであることが確認できました。

線路にセンサーを埋め込んだ時の高さ
センサの高さはレールの高さとほぼ同じ

12Vのバッテリーを接続し、デジカメで赤外線が発光していることを確認できました。電流計を接続してみると45mA流れていることを確認しました。赤外線LEDのレールへの組み込みは成功です。次の記事では、車両側に赤外線を受光させる構成についてお話しようと思います。

電源ON時の赤外線LED
赤外線の発光を確認できました

(2019年2月19日 記)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です